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+色の基礎知識...その2+

+眼の構造+ +視細胞+ +プルキンエ現象+

+眼の構造+

えっと次は…「眼の構造」ですか?
なんだか理科みたいな気もするんですが。
でも色っつーのを見るときは目で見るだろ?
だから、色と眼は重要な関係性があるってコトだ。
んー。なるほど〜。
つまり視覚っていうのは、人間の五感…視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚…の感覚の
中でも一番情報収集力の高い感覚だ。
「百聞は一見にしかず」ってことわざがあるようにな。
俺たちが受け取る情報の内、約80パーセントは視覚によるものだそうだ。
そ、そんなにもですか!?
驚くのはまだ早いぞ〜。
人間の眼は、計算上では約一千万色程度の色を識別できる!!
それって誰が計算したんですか?
………。(滝汗)
さ、さぁ次に行くか!!
眼の構造(右目・水辺断面図) 眼の断面図ですね。
これは右目の水平断面図ですよ。
大人の眼球は直径約24mm程度で、
2個の眼球が横に並列に並んでいるぞ。
ちなみに左目は、左図と左右対象の
断面図となる…ま、当たり前か。
でも、いっぱいいろんな名称があって
なんだか難しそうですねぇ。
じゃあひとつずつ説明していくかー。
お願いしますよー。
 イキナリだが、ポイントだ!!
 ここはもうマジ120%くらいの確率で試験に出る!!いやマジで!!
 上図のまる覚えはもちろん今から説明していく、各器官のはたらきや役割も
 合格したいなら絶〜対覚えろよ!!てゆうか覚えて損無し!!
 つーか理科のテストが控えているヤツも見ておけ!(笑)
 難しい漢字もあると思うけど、まぁだいたい2〜3級の試験はマークシートだ。
 書けるのが理想だけど、最初は読めるようにしておこうな!
じゃ、順番にそれぞれの働きを紹介していくぞ〜。
名称 読み はたらき
結膜 けつまく まぶたをひっくり返して見える部分(瞼結膜)と
眼球の表面の白く見える部分(球結膜)
からなり、まぶたと角膜を結んでいる。
角膜 かくまく 黒目にあたる部分で、光が通るため実際は
透明である。
目に入る光が最初に通過し、大きく屈折される。
鞏膜 きょうまく 角膜とともに眼球の外壁を作っている。
虹彩 こうさい 茶目の部分で、中心に瞳孔がある。
目に入る光の量を調節する。
毛様小帯
(チン小帯)
もうようしょうたい
(ちんしょうたい)
細い線維で、毛様体と水晶体を結んでいる。
毛様体筋 もうようたいきん 毛様小帯と連動して、毛様体筋の緊張や
弛緩によって水晶体の厚みを変え、
ピントを調節する。
水晶体 すいしょうたい 透明な凸 レンズで、眼球に入った光を
屈折する。
毛様小帯、毛様体筋と連動して水晶体の
厚みを変えることで、調節を行う。
前房・後房 ぜんぼう・こうぼう 房水で満たされており、眼圧を維持している。
※房水(ぼうすい)…目の中で栄養を運ぶ液体
脈絡膜 みゃくらくまく 強膜と網膜の間にある。
血管が豊富であり、光を感じるために
最も大切な網膜に栄養を送っている。
網膜 もうまく 光を感じる細胞(杆体細胞)と
色や形を感じる細胞(錐体細胞)があり、
カメラのフィルムに相当する。
中心窩 ちゅうしんか 眼底の中心を黄斑(おうはん)といい、
その中でも最も良く見える部分。
視神経 ししんけい 網膜に達した刺激(視覚情報)を脳の中枢に
伝える。
視神経乳頭 ししんけいにゅうとう 視神経の眼球からの出発点。
硝子体 しょうしたい
(ガラスたい)
眼球の内容の大半を占めるゲル状のドロッと
したもので、 眼球の形を保っている。
…と、こんなモンかぁ?
うわ…なんだかスゴイ事になってますよ…。
全部覚えられるかな〜…。(汗)
ま、そーだろうと思ってさ、簡単な覚え方っつーのを教えてやろう!!
眼の構造とカメラの構造は似てるから、それにあてはめるとだな…。
カメラ はたらき
鞏膜と脈絡膜 ボディ 暗室の役目をする。
角膜 フィルター 水晶体(レンズ)の保護と、光を屈折させる。
水晶体 レンズ 光を屈折させて、網膜上に像を結ぶ。
虹彩 しぼり 光の量を調節する。
網膜 フィルム 光を感じる感光面。
…ま、多少の誤差はあるけどこんなモンだろー?
詳しく知りたかったら、こーゆーサイトもあるぜ?
+眼に関するサイト紹介+
Ocular.net 眼に関する色んな情報や、辞典・治療法など。
眼科さんがやってるサイトだからスゲェわかりやすい!!
 んで、もうひとつのポイントだが…。
 上のよーに、よく眼の構造がカメラの構造に当てはめられた問題も
 よく出題されるぞ〜。だからこれも覚えておこうな!
 ただ、3級受験者に特に出題されるみてーだな。
うん。なんだか覚えられそーですよ。
そーかそーか。
…で、前置きは長〜〜〜くなったが、本題はこっからだ。(笑)

ものを見る、って事は…
これらの部位からなる眼球に、光が入射してくると、まず角膜で大きく屈折して、
さらに水晶体の微調整によって網膜上に鮮明な像を結ぶ。
(※この水晶体の調節は毛様体がするんだぜ!!)
んでもって、水晶体を通した光は硝子体っつー透明な粘液質の液を通って
倒立像を結ぶ。
網膜上での像はすべて逆転してんだけど、大脳がちゃ〜んとそれを修正して、
俺たちには成立像として見える…ってこった。
ひとの眼ってスゴイ働きをしてるんですねぇ!!
そーだな。
同時にもろい器官でもあるから、大事に扱えよ!
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+視細胞+

次はえっと…「視細胞」についてですか?
そうだ。
さっき、網膜って出てきただろ?
なんだぁ?忘れた?もっぺん確認して来いよ? ▲網膜の説明へ
その網膜上には光を受容する2種類の視細胞があるんだ。
それぞれ
桿体(かんたい)と、錘体(すいたい)っていうぞ。
2つもあるんですか?
おう。
人間は、真夏の太陽直下のような明るい場所から、星明かりしかない場所に
至るまで、幅広〜い範囲でものを見ることができるよな?
これは、その桿体と錘体が明るさに応じて自動的に切り替わって、条件にあった
視細胞が働くからだ。
オートマチック(自動的)なんですねー。
まぁ、意識して切り替えしてたりしたら大変そうですが。(笑)
そーだな。(笑)
網膜の拡大図 えーと…これは?
ま、あんまり気にしなくてもイイんだけどさ、
網膜の拡大図、と思ってくれ。
こんな感じになってるぞ。
まさか、またコレを全部説明…とか?
んなのしねぇって!!!(笑)
色の説明に必要なコトと部分だけ説明するぞ。
(じゃあなんで図作ったんだろう…/汗)
ここで説明するのは桿体と錘体…図に書いてる、
桿状視細胞錘状視細胞だ。
桿体は
ほんのわずかな光にも反応し、
明暗の判断をする視細胞だ。
数キロ離れたロウソクの火にも反応するぞ。
しかし、この視細胞は
色を見分けることは
出来ない
んだ。
ま、言ってみりゃ〜スゲー感度の高い白黒の
フィルムって感じだろ〜。
桿体の続きいくぞ〜?
網膜上での分布は、中心窩(▲図で場所を確かめる/▲働きを確かめる)には全くなく、
中心窩から離れるにつれて多く見られるようになり、視角約20度近辺で最大の
密度
になる。
一つの眼に
約1億2000万程度の桿体があると推測されてるぞ〜。
桿体が働くのは
暗い場所だ。
主にこの桿体が働いている視覚の状態を
暗所視(あんしょし)と言う。
桿体が明るさを感じるのは、
視紅(しこう)ロドプシンともいう…という物質が
含まれてるからで、視紅は光が当たると弱い電位を発生して分解する。
この電位が視覚中枢に伝達され、感覚が生じるんだそーだ。
確か、分解しちゃった視紅は、ビタミンAの補給で再合成されるんですよね?
お、よく知ってるな。その通りだ。
ビタミンAの補給を怠ると、暗い場所での視覚が鈍くなる、鳥目になるぞ〜。
ビタミンAは明るい場所じゃ分解したままだ。
暗い場所でも再合成には時間がかかるな?
眼が暗いところが見られる状態(暗所視)に順応するコトを暗順応(あんじゅんのう)って
いうけど、この暗順応には時間がかかることは何度も体験してるよな?
昼、外から室内に入った時とかよくありますよ〜。
室内が真っ暗で何も見えない状態なんですよねー。
この前、段差が見えなくて、つまずいちゃいましたよー…。
今度からは眼を慣らしてから、行動するよーに。(笑)
じゃ、続きに行くぞ?次は錘体の説明だ。
錘体は桿体に比べ、感度は劣るけど、
色覚に関係して鮮明な像を見ることが出来る
錘体は
網膜▲図で場所を確かめる/▲働きを確かめるの中心に多く分布し、
中心窩▲図で場所を確かめる/▲働きを確かめるでは約20万(個/mm2)の
高密度で分布
しているぞ。
中心窩は最も像を鮮明に見ることができる場所だ。
中心窩から周辺に向かうと分布の数は急激に落ちる。
網膜全体で約600万〜700万個の錘体があると推定されているんだ。
錘体が働くのは、主に
明るい場所だ。
…まぁ、明るくないと色も識別できないしな。(笑)
んで、この
錘体が働いている視覚の状態を明所視(めいしょし)というぞ。
ま、だいたい数1x(ルクス)以上の照度が必要だ。
すっごい感度の高い白黒映像を見られる桿体と、色を見分けられる錘体の両方があって
色や形を見られるんですね!!
そう言うことだ!!簡単に表にまとめておくから、こっちも参考にな!!
桿体(かんたい) 錘体(すいたい)
はたらき 明度の判断をする 色の識別をする
分布場所 中心窩から離れた場所 中心窩に集中
約1億2000万個 約600万〜700万個
分光視感効率 510nmにピーク
暗所視感度曲線
555nmにピーク
明所視感度曲線
はたらく時 暗い場所 明るい場所
視覚の状態 暗所視 明所視
 ここも重要です!!というか、眼の構造は全級通してよく出題されますよ。
 特に桿体細胞と錘体細胞の違いなどのものが多いです。
 最低でも、上図のはたらきや分布場所などは的確に覚えておくのが
 良さそうですよ!!
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+プルキンエ現象+

ほ?まだあるんですか?
ま、今までの説明の応用って感じの内容になるけどさ。
プルキンエ現象についてだ。
ぷる…?
聞いたことのない言葉ですね。
まー日常会話で使うヤツなんていねーと思うけどな?(笑)
この現象は
夕暮れ時に赤と青を観察すると、昼間見た時に比べて、赤が暗く沈んで
逆に青が明るく感じられる現象
のこと。
これは、主に昼間の錘体が働く明所視から、夜の桿体が働く暗所視に切り替わる
薄明視(はくめいし)の状態で起きる現象だ。
う…う〜〜〜ん…。(汗)
わ、わからねぇか?
えっとだなー、つまり赤と青を見比べると、赤が明るい色で、青が暗い色って感じだろ?
んで、明所視ってのは明るい時に見る状態、暗所視は暗いところを見る状態だろ?
だから〜、暗くなってくると暗所視になるっつーワケで、青の方がよく見えて、
赤の方が暗くかすんで見えてくることだ。
あーなるほどー!!
ま、例を挙げるとだ、道路標識あるだろ?「直進すると○○へ向かいます」って感じの
青い標識(青看板に白い文字のヤツな)。
あれの青い理由っていうのが、夜暗い中でも標識がハッキリと見えるようにするため
らしいぞ?
へ〜色々考えて作られているんですね!!
明所視の時の錘体細胞の感度のピーク(555nm)に比べると、
暗所視の時の桿体細胞の感度のピーク(510nm)は短波長寄りだ。
▲「色の基礎知識」1ページめの、光の波長の図を見てみる
だから、暗い場所だと波長の短い青色の方が明るく見えて、
波長の長い赤色が暗く見えるってことだな!
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