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+色の基礎知識...その3+

+明るさ+ +色温度+ +演出性+ +メタメリズム+ +標準の光+

+明るさ+

じゃ、明るさについて説明していきましょう。
明るさ、っていうのは色を見る上で重要なカギを握っている要素ですよ!
ひとことに「明るさ」、といっても2つの種類に分けることが出来るぞ。
ひとつは
照度(しょうど)、もうひとつは輝度(きど)だ。
読み方が難しいから、気を付けるように。
その2つの説明を表にしてみましたよ。
下図を見てください。
単位(読み方) 表すもの
照度(しょうど) lx
(ルクス)
ある面がどのくらいの明るさで
照らされているか
 照度は照明光源からの距離によって変わるとともに、壁面などの照り返しの影響も受ける。
 なので同じ屋内でも照度を測る面の位置や角度によって数値は変化する。
輝度(きど) cd/m2
(カンデラ毎平方メートル)
ある面が1つの方向にどれくらいの
明るさの光を放出しているか
 もともと輝度は光源そのものの明るさに対応した量。
 測定面が壁面ならば、照明光の明るさや壁面の色によって数値は変化する。
 輝度値は、測定距離には関係のないものである。
これらの数値を測定するのには、専用の道具が必要になる。
+計測機器に関するサイト紹介+
ミノルタ ここが一般的(?)な測定機器専門販売サイトだ。
他にもデジタルカメラなども開発している。
ただこれらの測定器は値段が高い上に…素人がもっていても、宝の持ち腐れに
なる可能性が高いな。
どちらかといえば、業務用の測定器になるんだそうだ。
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+色温度+

次は、色温度(しきおんど)についてだ。
色温度の単位は絶対温度の
K(ケルビン:℃+273)で表される。
物体は熱せられると、熱や光を放つだろう?
そうですね。
えーと、ここでは理科の実験なんかでよく使われるバーナーであるとか、
火のついた木炭なんかをイメージしてくださいね〜。
うむ。
で、物体の温度が上がると、その光の色は
青白と変化する。
主な光源の色温度は以下の図の通りになる。
光源 色温度 色の感じ
白熱電球 約2400〜3100K 黄色い光
蛍光灯(電球色) 約2800K
蛍光灯(白色) 約4200K
蛍光灯(昼光色) 約6500K
太陽直射光 約5250K 白い光
全天雲天光 約7000K
晴天時天空光 約12000K
 ここもかなり出題される傾向にあるな。
 物体の温度の以降による光の色の変化(青白)は
 しっかりと順序を間違えずに覚えておけよ。
 また、上にある光源と色温度の表も覚えておいた方がいいな。
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+演出性+

どんどん行くぞ。今度は演色(えんしょく)についてだ。
例えば、電球の照明のもとで見た時と、蛍光灯の照明のもとで見た時では、
同じ物体を見ても、必ずしも同じ色には見えない。
そうですね〜。
電球のもとだったら、ほんわり黄色がかって見えますし、蛍光灯ならキリっと
見えますね。
うむ。
このように
照明の光が、物体の色に与える影響を演色といい、
その演色に及ぼす光源の特性を演色性(えんしょくせい)というぞ。
この照明光源(電飾だとか蛍光灯だとかだ)を変えると、照明光の分光分布も変わり、
先に説明した演色の効果もあって「物体から反射する光」の分光分布も変化する。
と、同時に…。
光源の光色が変わる
と徐々にその変化に目が慣れて、ものを比較的に、
不変の状態で見ようとする、色順応(いろじゅんのう)
という現象が起こる。
んー…えぇと…?
わかりやすく言えば、黄色がかった白熱電球の下でも、蛍光灯の下でも、
白色の用紙は「白である」と認識できる、ということだ。わかったか?
で、このような
不変の状態で色を見ようとするような働きから生まれる現象の
ことを、色彩恒常(しきさいこうじょう)
という。
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+メタメリズム+

えぇっと…これはどんな現象なんでしょうか?
うむ。
例えば、印刷された色見本を見ながら、それと同じ色の絵の具を作ってみたとする。
しかし照明光源を、その制作したときのものと変えてみると、違う色に見えてしまう
ことがあるのだ。
こういう場合のように、
分光分布の違う色対(しきつい)が、ある光源のもとで
同じ色に見えることを、メタメリズム、または条件等色(じょうけんとうしょく)という
なるほどー。
ちなみに、見本の色の原色と、その比率が分からない場合や、色材を変えた場合の
等色は、ほとんどがメタメリズムであると言ってもいいだろうな。
じゃあ同じ色の色紙を2枚に切り分けて比較した場合は、どうなるんですか?
その場合は、色光分布は一緒ということになるからな。
照明を変えても当然同じに見える…だから
アイソメリズム、または同色(どうしょく)だ。
わかりました!
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+標準の光+

まぁこのページでだいたい、照明光源によって色の見え方が違うということは
わかったか?
はい!
そういうわけで、色の見えをひとへ伝達する時には、どんな光源でその色を
見たかということを明示しなくちゃならない。
こちら側が見た光源の下とは違う光源の下で見たら、違う色になっちゃいますからね!
その通りだ。
そこで国際照明委員会(CIE)では、
標準の光(ひょうじゅんのひかり)として、
AC
D65、の3種類を規定していて、色温度と分光分布を定めているぞ。
それぞれの光についての詳細は下の図で!
標準の光A  色温度が約2856Kの白熱電球と同じ分光分布をもつ光のこと
標準の光C  色温度が約6774Kに近似する昼光のこと
標準の光D65  色温度が約6504Kに近似する昼光のこと
この3種類の光の中では主に、標準の光C、D65が用いられているぞ。
また、これらの標準の光をそれぞれ実現させるために、その仕様を規定した
人工光源を標準光源(ひょうじゅんこうげん)という。
…少し難しかったか?
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