| +彩度対比+ |
| じゃ、次は彩度対比(さいどたいひ)ですね〜。 | |
| うむ…彩度対比とは、隣り合う色によって、同じ色の彩度が高く見えたり、 低く見えたりする効果のことを言う。 つまり、鮮やかな色に見えたり、鈍い色に見えたりする、という事だな。 まぁ、左下図を見てくれ。 |
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あぁ、そうだ…この魚の色は上下とも同じ色だからな。 まずは上の図から。 魚の水色が、背景の鮮やかな青色に影響を受けて、 鈍く見えているだろう? |
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| 逆に、下の図は。 魚の水色が、背景の鈍い青色に影響を受けて、 より鮮やかに見える…というわけだ。 |
| うーんと、つまりは…。 背景色が図の色よりも高彩度の場合(上図)は、図の彩度が実際よりも低く見えて、 背景色が図の色よりも低彩度の場合(下図)は、図の彩度が実際よりも高く見える …ってことですか? |
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| まぁ、そういう事になるな。 |
| +縁辺対比+ |
| 次は、縁辺対比(えんぺんたいひ)だ。 これは、境界線部分で色が変化して見える対比の効果のことだ。 色と色とが接した部分で強く現れるんだ。 |
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| え〜っと、明るい色と暗い色が接したとき、境界線の近くが、 明るい色ではより明るく、暗い色ではより暗く見えるんですよ〜。 まぁ、下図を見て下さいね♪ |
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| まずは左上図の、「円による縁辺対比」からだ。 ちょうど、白い矢印の部分…つまり色と色との境界線だな、そこが濃く見えるだろう? これは、縁辺対比の現象によって、そう見えるんだ。 |
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| 次は、右上図の、「ラインによる縁辺対比」なんだけど。 左上図の「円による縁辺対比」のように有彩色でなくても、こんな無彩色でも 縁辺対比の現象は起こるんですよ〜。 これも境界線部分で、明るい灰色側が少し明るく見えて、暗い灰色側が少し暗く 見えるんですよ。 この対比を弱めるためには、白色または黒色のラインを入れる方法があるよ。 (右上図-下図) |
| +継時対比+ |
| じゃ、最後は継時対比(けいじたいひ)だな。 これは、今まで見ていた色に影響されて、本来の色とは違って見えることだ。 |
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| あ、負の残像(ふのざんぞう)も継時対比に入るんですか? | |
| 入るだろうな。…というか同じか? 負の残像というのは、ある色をしばらく見続けた後、すぐに白い紙を見ると、 その色と反対の色が残像として見えてくる現象のことだ。 初めに見続けた色が有彩色であれば、残像として見えた色は、その色の 心理補色になる。 負の残像は、彩度の高い色ほど、また無彩色では白または黒が その現象を確認しやすい。 |
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| ようは、1つの色を見続けると、心理補色(補色)が見える、ってことですね。 | |
| そういうことだな。 まぁ、下図を見てくれ。 |
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| ようは論より実践だ。 上図左の赤色を1分間見つめてから、その隣の黒い円を見てみろ。 |
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| おぉっ!!! | |
| …変化があったようだな。 黒い円が、緑色がかって見えたはずだ。 |
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| はい!! 緑色っぽく見えましたよー!! |
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| うむ。 緑色がかって見えたのは、赤色の補色が緑色だからだ。 活用法として有名なのは、医者の手術服・手術室だろうな。 手術服や手術室は、うすい緑色であることが多い。 なぜかというと、ある時、医者の間で手術中に緑の斑点のようなものが目の前を ちらつくと苦痛を訴える人が続出したらしい。 オペ中に血を長い事見ていてふっと顔を上げると、赤色の補色である緑色が 宙に見えた、という事だな。 そこで壁をうすい緑に、手術着を緑に変える事で気が散る事を防いだと言われている。 |
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| なるほど〜。 いろんな所で活用されてるんですね〜。 |
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