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+色の特性...その1+

+色の知覚効果+ +暖色と寒色+ +重量感+ +膨張色と収縮色+

+色の知覚効果+

では説明していきましょうか。
基礎知識をしっかり勉強していれば、そんなにも難しくないハズだよ。
まずはその前に、これから3ページに渡って紹介していく「色の特性」の補足、
というか、イントロダクションをしておこうね。
我々、人間は視覚や触覚などの感覚を通して、周りの状況を判断しているね?
うーん、例えば「大きい・小さい」「重い・軽い」「柔らかい・堅い」「暖かい・冷たい」
「遠い・近い」…とかですね。
挙げればキリが無い感じですね〜。
そうだね。
その中で、色彩のみによる「判断」と考えられるのは、それほど多くないんだよ。
「色の基礎知識」で説明してきたけど、「明るい・暗い」「赤い・青い」「濃い・薄い」
などの「色の三属性」(色相・明度・彩度)からくる「判断」がそれに当たるよ。
解らなかったらもう一度、「色の基礎知識」4ページめに戻るといいよ。
「色の基礎知識」4ページめに戻る
じゃあ他のはどうなるんですか?
それらは、視覚による判断だけど、色の属性と直接関係のない判断だよ。
簡単にまとめると…
●色彩のみによる判断
 >>「明るい・暗い」「赤い・青い」「濃い・薄い」
●視覚による判断
 >>「大きい・小さい」「近い・遠い」
●視覚の属性とは関係ない判断
 >>「暖かい・冷たい」「重い・軽い」「柔らかい・堅い」
この「色の特性」では、こういった「見かけの判断」に及ぼす色彩の影響を紹介するよ。
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+暖色と寒色+

じゃあまずは左下図を見てもらおうか。
色相の寒暖感 この図は色の寒暖感…
つまり暖かさや寒さの度合いを
図にしたものですね。
赤や橙、黄色は炎や太陽を
連想させるから、暖かく感じる。
だから、
暖色(だんしょく)
呼ばれているよ。

それと
明度・彩度が高くなると
暖かく感じる
よ。
じゃあ反対に、青色系統は
水や海を連想させるから、
冷たく感じるんですね。
寒色(かんしょく)と呼ばれて
るんですよね?
それと
明度・彩度が低くなると
冷たく感じる
とか。
そうそう、その通り。
あと他の緑や紫といった系統は、暖かくも冷たくも感じない、中間の性質を持っているので、
中性色(ちゅうせいしょく)と分類されるんだよ。
左上図では、さらに
中性暖色(ちゅうせいだんしょく)中性寒色(ちゅうせいかんしょく)
に分けているけど、まぁ中性色、と覚えておくのが無難かな?
夏に青色などの寒色系のカーテンや小物を飾ったりするのは、涼しい感じがするためで、
逆に冬に、赤色などの暖色系の装飾をするのは、暖かい感じがするから、ですね。
そうだね。
やっぱり夏に赤いカーペットが敷いてある部屋にはいたくないしね。(笑)
扇風機は寒色系の色が多いし、ストーブやヒーターは暖色系の色が多いですしね。
真っ赤な扇風機や、青色のストーブ…ちょっとおかしいですもんね〜。(笑)
それに「暖色系の部屋と、寒色系の部屋の体感温度の差は、3度も違う」という
研究発表もされてるよ。
季節に合わせて、カーテンや小物など変えて、気分や視覚から温度を変える、
というのもいいかもしれないね。
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+重量感+

次は、軽く見える色と重く見える色、ですね。
この、色の見せかけの重さの違いは、主に明度が重要なカギになるよ。
明度が高くなる(色が薄い)ほど、軽い感じに見えて、
逆に
明度が低くなる(色が濃い)ほど、重い感じに見えるんだよ。
ん〜まぁ、左下図を見てみようね。
重い色と軽い色 なるほど〜同じ大きさや
形でも、全然違う印象ですね。
そうだろう?
重量感は、明度が重要で、
色相や彩度は特に関係ない

ようだよ。
本当に色を変えるだけで重量感が変わるのか、NHKのある番組で実験をしたらしいよ。
実験の内容は、重さも大きさも全く同じ箱を、いっぱい用意して、一方は白、
もう一方は黒に塗り分けて2組の被験者にトラックまで箱を運ばせて、
どちらが疲れずに作業できたか、という感じだよ。
結果は白い箱を運んだ方が疲れなかったみたいだね。
じゃあ本当に色で重量感って変わるんですねぇ!!
そうだね。色は特に、気分や感情を変えるからね。
そう言えば、引越やさんの箱も、明るい色のものが多いよね。
あぁ、それと…昔の列車の多くは
黒色だったんだ。
それじゃいかにも「鈍行列車」って感じがしないかな?
でも最近の列車やバスのほとんどは明るい色…そうだな、例えば
スカイブルーとか
淡いグリーンを使っているだろう?
そういった色の方が、いかにも速く走りそうな印象を与えるんだよ。
色を変えるだけで、「鈍行」から「快速」に早変わりですね〜。
あぁ、上で「重量感に色相や彩度は特に関係ない」とは言ったけど、
色相で重量感を見るとしたら、重い方から……になるよ。
でもやっぱり
一番重要なのは、明度だけどね。
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+膨張色と収縮色+

次は、「膨張色と収縮色」について説明するよ。
膨張色は、大きく膨らんで見える色、のことで、
収縮色は、小さく縮んで見える色のことだよ。
ん〜じゃあ左下図を見てみよう〜。
膨張色と収縮色 明るい暖色系の色は実際より
大きく膨らんで見える
よ。
反対に
暗い寒色系の色は
小さく締まって見える
んだ。
これは、同じ色でも明度と
彩度が高ければ膨張色

なって、反対に
同じ色でも
明度と彩度が低ければ
収縮色
になるんですね。
うん、そういうことになるね。
でも
一番に影響する属性は明度と覚えておこうね。
明るい色ほど膨張して見えるよ。
これは結構、服装選びに重要なことだよ。
例えば、すご〜く痩せている人なんかが収縮色系の服を着ると、
よけいに貧相になっちゃうよ!!
明るい膨張色系の服をオススメするよ。
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