
+あ行(あ・い・う・え・お)+
【あ】
■アーガイル・チェック(argyle-check:あーがいる・ちぇっく)
スコットランド西部のアーガイル地方にちなんだ名称で、菱形を連続させた格子柄。
(関連→格子柄)
■アーミー・ルック(army-look:あーみー・るっく)
陸軍の軍服をイメージさせる衣服の総称。
■アイソメリズム(isomerism:あいそめりずむ)
同じ色紙を2枚に切って比較した場合、その光分布は同じであり、
照明光源を変えても当然同じ色に見えること。
(同→同色)
■アイデンティティー(identity:あいでんてぃてぃー)
この配色は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相配色が原則であるが、
明度差を比較的大きく取った配色に限定されている点が異なっている。
言い換えると、いわゆる同系色の濃淡配色がこれに相当する。
組み合わせる色相の関係は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相を基本とするが、
隣接色相配色や類似色相配色の範囲までは使用しても構わない。
色相環上の色相差は0で、基準色相からの角度は0度。
(同→同一色相配色、トーン・オン・トーン
関連→トーン、ドミナントカラー配色、隣接色相配色、類似色相配色、色相環)

▲詳しくは「色の配色II」の4ページめ「アイデンティティー」へ
■アイドマの法則(あいどまのほうそく)
Attention(注意を引く)、Interest(興味を持つ)、Desire(欲望を持つ)、Memory(記憶する)、
Actoin(行動する)、の頭文字を並べたもの(AIDMA)で、広告による消費者の購買意欲の
発生過程を分析したもの。
■アイビー・ルック(ivy-look:あいびー・るっく)
アメリカ東部の大学生の伝統的な風俗。
○アウベルト【1826〜1892年】
ドイツの生理学者。
暗順応に至る時間経過を示した、暗順応曲線を1865年にアウベルトが発表したことから、
アウベルト関数曲線と呼ばれている。
(関連→暗順応、暗順応曲線)
■明るさの恒常(あかるさのこうじょう)
照明が変わっても、色の変化が感じられないことを指す。
昼光色蛍光灯のもとでも、昼白光蛍光灯のもとでも、白色の紙は白と感じるだろう。
これは、眼が照明光に慣れて順応するためである。
(同→色覚恒常、色彩恒常)
■アクセントカラー(accent color:あくせんとからー)
強調色のこと。
配色全体が平凡、または単調な場合、少量の色を使って引き締めたり、視点を集中させたり
することで、配色全体を引き立てる配色手法。
アクセントカラーには一般に、配色に対して対照な色相やトーンを用いる。
(同→強調色 関連→色相、トーン)
▲詳しくは「色の配色I」の1ページめ「強調色」へ
■アクリル(acryl:あくりる)
軽くて暖かく、発色が良い繊維で、羊毛に似た性質を持つため、毛布やセーターなどに適している。
(関連→羊毛、合成繊維)
■麻(あさ)
吸水性が高く、丈夫で光沢があるため、夏の衣服に適している。
天然繊維で植物繊維にあたる。
(関連→天然繊維、植物繊維)
■アセテート(acetate:あせてーと)
酢酸繊維素とセルロース繊維素からなる。
絹のような光沢と触感があり、発色も良いため、ブラウスなどに適しているが、
水に弱くシワになりやすいという欠点がある。
半合成繊維にあたる。
(関連→絹、半合成繊維)
■アソートカラー(assort color:あそーとからー)
すでに決まっている色(ベースカラー、基調色)に対して、後から組み合わせる色のこと。
ベースカラー(基調色)に次いで、面積の大きい色。
(同→配合色、従属色 関連→ベースカラー、基調色)
▲詳しくは「色の配色I」の1ページめ「配合色」へ
■後染め(あとぞめ)
織物やニットの状態になったものを染めること。
捺染(プリント)柄は、後染めによるものである。
(類→先染め 関連→捺染)
■後染め柄(あとぞめがら)
元糊に、色料を混ぜて色糊を作り、布に模様を捺染していく。
(同→プリント柄 類→先染め柄 関連→捺染)
■アブニー効果(Abney-effect:あぶにーこうか)
色相の知覚に飽和度が影響を及ぼし、マンセル表色系の等色相軌跡を色度図上に描くと、
黄以外の色相では緩やかなカーブを描く。
(関連→色相、マンセル表色系)
■アフリカン・ルック(african-look:あふりかん・るっく)
アフリカ原住民の衣装や、回教徒の衣装から発案されたスタイル。
■編物(あみもの)
また、ニットとも。
編物は続いた糸を大きく曲げてループを作り、これを互いに連結させて編成した
平面上の布で、編んでいく方向によって、よこ編とたて編に大別される。
それぞれの基本組織は下図の通りである。
編物はループの連続で作られるため、伸縮性、柔軟性、保湿性、通気性、
フィット性などに優れている。
(同→ニット)
| よこ糸 |
平織・ゴム編・パール編 |
| たて糸 |
鎖編・デンビー編・コード編...など |
■アメニティ(amenity:あめにてぃ)
「快適さ」という意味で、快適感あるファッションや、生活をアメニティ・ファッションや、
アメニティ・ライフという。
■アメリカン・カジュアル(american-casual:あめりかん・かじゅある)
アメリカ的で明るく、開放的なカジュアル・ルックのこと。
■アメリカン・トラディショナル(american-traditional:あめりかん・とらでぃしょなる)
アメリカ東部の伝統的な衣服の総称で、主にアイビー・ルック(ニュー・トラディショナル)を指す。
(関連→アイビー・ルック)
■暗順応(あんじゅんのう)
目が暗さに慣れている状態。
明るいところから暗いところに入った時、何も見えない状態から徐々に目が
暗い所に慣れて感度調整され見えるようになってくること。
明順応に比べ暗順応の方が時間がかかる。
明所から暗所に入った場合、10分くらいで目が慣れるが、完全に順応して細部まで
見えるようになるには30分程度かかる。
(対→明順応)
■暗順応曲線(あんじゅんのうきょくせん)
ドイツのアウベルトによって紹介された為、”アウベルト関数曲線”ともいう。
暗順応に至る経過を表したもの。
(関連→アウベルト、暗順応)
■暗所視(あんしょし)
暗順応によって暗さに順応している状態の感覚。
主に桿状体が働いている。
(対→明所視 関連→暗順応、桿状体)
■暗清色調(あんせいしきちょう)
純色に黒だけを混ぜた色調のこと。
また、シェードカラーとも呼ばれる。
(同→シェードカラー 関連→純色)
■アンドロジナス・ルック(androgynous-look:あんどろじなす・るっく)
「男女両性の」という意味で、性別を超越した着こなしをいう。
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【い】
■イタリアン・カジュアル(italian-casual:いたりあん・かじゅある)
イタリア調のカジュアル・ファッションの総称。
■市松模様(いちまつもよう)
また、ブロック・チェックともいう。
白と黒、または濃淡の2色を基盤の目のような形に並べた格子柄。
(同→ブロック・チェック 関連→格子柄)
○イッテン【1888〜1967年】
(ヨハネス=イッテン)
スイスの美術教育者/「色彩の芸術」
色彩の和音は、12色相をベースに2、3、4、もしくはそれ以上の色彩によって構成できるということを提唱。
カンディンスキー、クレーらとともにドイツ・バウハウスの教授を勤めた。
(関連→カンディンスキー、クレー)
■イラストレーション(illustration:いらすとれーしょん)
雑誌などの印刷物の挿絵や、広告などの絵のこと。
■色感覚(いろかんかく)
目が色の刺激を受けて生ずる効果のこと。
■色順応(いろじゅんのう)
明暗と共に人間の目には環境の色になれる働きがあり、周囲の色に順応することをいう。
■色対比(いろたいひ)
2つの色が相互に影響し、その違いが強調され、色を単独で見た場合と違って見える現象。
■色知覚(いろちかく)
色感覚に基づいて対象の色の状態を知ること。
■色の三属性(いろのさんぞくせい)
色相、明度、彩度という色の3つの要素のこと。
(関連→色相、明度、彩度)
▲詳しくは「色の基礎知識」4ページめ「色の三属性」へ
■色立体(いろりったい)
色の3属性を直交する軸として、3次元の立体に配列したもの。
中心軸に無彩色、縦軸に明度、横軸に彩度、まわりに色相を環状に配列。
あらゆる色は、この立体の中のどこかに位置づけられる。
(関連→無彩色、明度、彩度、色相)
▲詳しくは「色の基礎知識」4ページめ「色立体」へ
■インターカラー(inter-color:いんたーからー)
1963年に発足した、世界唯一の国際的に、流行色情報を発表する機関で、本部はパリにある。
インターカラーは、春夏と秋冬の、年に2回発表され、1985年からはウィメンズに加え、
メンズウェアカラーも選定されるようになった。
日本では、(社)日本流行色協会(Japan
Fashion Color Association)JFCAが、公益的立場で
活動している唯一の流行色予測情報機関として、インターカラーの選定会議に参加している。
■インテリア・デザイン(interior-design:いんてりあ・でざいん)
屋内空間を、ライフスタイルに合わせて計画、設計すること。
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【う】
■ウエスタン・ルック(western-look:うえすたん・るっく)
アメリカ西部に見られる、カウボーイのスタイルと、インディアンのスタイルをいう。
■宇宙ルック(うちゅうるっく)
1964年にクレージュが、1966年にカルダンが発表した、宇宙服のようなメタリック感覚の
素材を用いたスタイルのこと。
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【え】
■エーレンシュタイン効果(ehrenstein-effect:えーれんしゅたいんこうか)
格子模様の十字の部分を空白にした図形は、その部分が丸い形に見える。
■エスニック・ルック(ethnic-look:えすにっく・るっく)
「民族的な・異教徒の」という意味で、キリスト教徒以外の、土着的な民族ファッションをいう。
■エンジニアード柄(engineered-handle:えんじにあーどがら)
生地上での、衣服の型紙の配置や、裁断位置を想定して、生地に配される柄で、
あらかじめアパレルのデザインが決まっているものに用いられる。
■演色性(えんしょくせい)
電球の照明と、蛍光灯の照明では、同じ物体を見ても必ずしも同じ色には見えない。
このように、照明光が物体の色に与える影響を演色といい、
演色に及ぼす光源の特性を演色性という。
■縁辺対比(えんぺんたいひ)
組み合わされた2色の境界線部分、接する縁で色が変化して見える対比。
色みや明度が異なって見える。
この対比を弱めるためには、明度段階の数を多くするか、境界線部分に、
白か黒の線を入れるなどの方法がある。
(関連→明度)
▲詳しくは「色の対比」2ページめ「縁辺対比」へ
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【お】
■黄班(おうはん)
網膜の中心。
(関連→網膜)
■オーガニックデザイン(organic-design:おーがにっくでざいん)
人間にとって使い勝手が良く、心地よい有機的なデザインの総称。
■オーバーサイズド・ルック(over-size-look:おーばーさいずど・るっく)
1974年から1976年に流行した、ビッグシルエットのこと。
○オストワルト【1853〜1932年】
(フリードリヒ=ウィリアム=オストワルト:Friedrich
Wilhelm Ostwald)
1908年ノーベル化学賞を受賞したドイツの化学者/「色彩論」(1918年)
「調和は秩序に等しい」という定義に基づき、オストワルトシステムにより配色調和論を提唱。
溶液化学と色彩科学の業績で有名。
1909年から色彩研究のための実験室を設けた。
(関連→オストワルトシステム)
■オストワルトシステム(ostwald-system:おすとわるとしすてむ)
ドイツの化学者オストワルトが考案した体系。
調和しやすい配色を一定の規則に従って、選ぶことが出来るように考えられている。
(関連→オストワルト)
■オストワルト表色系(ostwald-color-system:おすとわるとひょうしょくけい)
ドイツの化学者オストワルトにより1916年に発表された表色システムである。
オストワルト表色系の構成について、その基本的な考え方は、次のように
要約することができる。
1.人間の明るさに関する等歩度性は、眼に入射する光の量の、等比級数的な変化と対応する。
(※これをフェフィナーの法則という)
無彩色段階は、その比率に従った反射率によって決定する。
2.色相環の構成は、人間の視覚原理を基本におく。
3.色相が異なっても、等色相断面の同じ位置にある色は共通した印象を持つ。(※等価値色)
4.そのためには、無彩色と有彩色を一定の法則によって混色する。
それは、無彩色段階の反射率を基本とした法則による。
具体的な手続きは、「白」と「黒」と「純色」を回転混色器によって混色させ、その結果生まれた色を
ペイントで等色し、色票を作成する。
オストワルトシステムを具体的に色票化したものとして、アメリカのCCAが発行している、
「カラー・ハーモニー・マニュアル(Color
Harmony Manual)」がある。
(同→オストワルトシステム 関連→オストワルト、無彩色、色相環、回転混色、CCA)
●オストワルト表色系の色相環
オストワルト色相環の構成は、ヘリングの反対色説に基づいている。
ヘリングの仮定した反対色対である【黄・青】【赤・緑】をそれぞれ色相環の4分割上に配し、
さらにそれぞれの間に、中間の色を挿入して、8色とした。
この8色をさらに3分割して、計24色相とした。
各色名の中央におかれた色が、その色の代表色である。
色相の表記は黄色から始まる通し番号による。
(関連→ヘリングの反対色説)
●オストワルト表色系の等色相三角形
等色相断面の構成は、白、黒、純色を頂点におく正三角形で表される。
その構成の基本要素は、「理想的な白」、「理想的な黒」、
「完全色(理想的な純色:Full Color)」である。
すべての色は、W+B+C=100の混合比で構成される。
Wは白色量、Bは黒色量、Cは純色であり、その総和は常に100%となる。
それぞれの量の基準値は、無彩色段階の反射率から求める。
1.無彩色段階スケール
理想的な白の反射率を100%、理想的な黒の反射率を0%とし、等比級数の数列から
グレイスケールの各反射率を求め、さらにそれぞれのグレイスケールに、
アルファベットで順に記号を与えた。
最終的にa〜pまでjを除く記号を、ひとつおきに用いた、8段階の色票で表されるのが
通例である。
無彩色段階は純色量が0なので、100から反射率を引いた値を、その段階の黒色量とする。
オストワルト無彩色段階の白色量(反射率)と黒色量は下図の通りである。
| ■白色量(反射率)と黒色量■ |
| 記号 |
a |
c |
e |
g |
i |
l |
n |
p |
| 白含有量 |
89 |
56 |
35 |
22 |
14 |
8.9 |
5.6 |
3.5 |
| 黒含有量 |
11 |
44 |
65 |
78 |
86 |
91.1 |
94.4 |
96.5 |
2.等色相三角形の構成
無彩色段階の記号をもとに、等白色系列と等黒色系列が形成されるよう、
有彩色にもシステマティックに記号を与える。
下図がその一覧である。
例えば、記号<le>の色は、白色量が<l>で8.9、黒色量が<e>で65、
純色量は100−(8.9+65)=26.1になる。
有彩色の表示法は、色相記号と等色相三角形を構成する記号を合わせて表す。
例えば、<14le>と表す。

●オストワルト表色系の立体の特徴
オストワルトシステムは、色の三属性の明度、彩度について、混色によるシステム構成ならではの
特色が見られる。
明度・彩度を感覚のスケールとして扱っていいので、結果的に
「色票と色票の中間に位置したり、三角形からはみ出す色の扱いに問題が残る」、
「純色として選定した色の彩度が一致していないため、等記号で表された色が、等価値色に見えない」
など問題も出る。
また、色相環の対向位置に物理補色を配置しているため、色相の感覚は等しく見えない。
しかし、オストワルトが目指した配色調和のためのシステムという側面から見ると、
混色によるシステムならではの、色系列の特色が理解できる。
「等白色系列(isotint series:アイソティント・シリーズ)」
「等黒色系列(isotone series:アイソトーン・シリーズ)」
「等純系列(isochrome series:アイソクローム・シリーズ、シャドー・シリーズ)」
「等価値色系列(isovaluents series:アイソヴァレント・シリーズ)」
などが、それにあたる。

■オプ・ファッション(おぷ・ふぁっしょん)
幾何学的錯覚を取り入れたファッションのこと。
■織物(おりもの)
また、テキスタイルとも。
織物は、たて糸とこれに直角に交差する、よこ糸により構成される平面の布で、
その素材である繊維の種類、糸の太さや撚り数(よりかず)、組織織(たて糸とよこ糸の交差の仕方)、
色柄などによって下図のように分類される。
(同→テキスタイル)
| 繊維によって |
綿織物・麻織物・毛織物・絹織物・化学織物
合成織物・混紡織物・交織織物...など |
| 組織織によって |
平織物・綾織物・朱子織物・パイル織物・二重織物
紋織物...など |
| 色柄によって |
無地織物・ジャガード織物・先染め織物・後染め織物...など |
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