+は行()+

 【は】

○パーキン【1838〜1907年】

   イギリスの化学者。
   コールタールより人類最初の合成染料を発明。
   アニリン赤紫で、モーブとして知られている。

■ハーマングリット効果(はーまんぐりっとこうか)
   白い紙に、タテヨコ等間隔に間を少しあけながら、いくつか配置する。
   この時に、間に見える白が、黒の四角形と接していない交差点の部分だけ
   暗く見える現象のこと。
   これは交差点の部分が、縁辺対比の影響を受けてないためと考えられる。
   白と黒の位置関係が反対の場合も、これが当てはまる。
   (関連→縁辺対比
   ▲詳しくは「色の錯視」2ページめ「ハーマン・グリット」へ

○バーリン&ケイ【不明】
   色彩語の数による言語序列を、IからVIIまでの発達段階へ置き換えた。
   基礎的色彩用語は、一言語の歴史上、一定の予知できる順を追って出現すると主張した。

■配合色(はいごうしょく)
   すでに決まっている色(ベースカラー、基調色)に対して、後から組み合わせる色のこと。
   ベースカラー(基調色)に次いで、面積の大きい色。
   (同→アソートカラー従属色 関連→ベースカラー基調色
   ▲詳しくは「色の配色I」1ページめ「配合色」へ

■パイレーツ・ルック(pirates-look:ぱいれーつ・るっく)
   R.L.スティーブンソン原作の「宝島」に出てくるような、カリブ海の海賊を
   イメージさせるファッションのこと。

■ハウンド・ツース(はうんど・つーす)
   また、千鳥格子とも。
   犬の牙のような尖った形で構成された格子柄。
   基本は
、またはの2色の組み合わせ。
   大柄の物はジャイアント・ハウンド・ツースと呼ばれる。
   (同→千鳥格子 関連→格子柄


白色光(はくしょくこう)
   太陽の光(自然光)やそれに近い人工の光。
   色味のない光のこと。(色味をもたない複合光)
   (関連→複合光

薄明視(はくめいし)
   明所視から暗所視へ移行する際、比視感度が変化する現象。
   暖色系が暗くなるにつれて見えにくくなり、寒色系がよく見えるようになる。
   発見者のプルキンエの名をとり、”プルキンエ現象”ともいう。
   (同→プルキンエ現象 関連→明所視暗所視プルキンエ
   ▲詳しくは「色の基礎知識」2ページめ「プルキンエ現象」へ

■バッスル・スタイル(ばっする・すたいる)
   17世紀末や18世紀末に登場した、スカートの後ろを大きく膨らませたスタイルのこと。

波動説(はどうせつ)
   音と同じように光も媒質を振動によって伝わってくる、
   とする説でオランダの物理学者ホイヘンスにより唱えられた。
   (関連→ホイヘンス

■パネル柄(ぱねるがら)
   「一区画」の意味で、大体75〜80cmの間隔で、1枚の絵のような方形の柄が、
   繰り返されたもの。
   または、スカートなどのアイテムの一部がデザインされた柄。

■ハリウッド・シネマ・スタイル(はりうっど・しねま・すたいる)
   1930年代から1950年代の、ハリウッド映画全盛の頃の映画や、映画スターの衣装を
   イメージさせるファッション。

■バロック・スタイル(ばろっく・すたいる)
   16世紀後半から18世紀初頭にかけて、ヨーロッパに登場した美術様式を取り入れた
   ファッションで、宝石やリボン、刺繍などで過剰な装飾が施されているものが多い。

■パンク・ファッション(ぱんく・ふぁっしょん)
   1970年代半ばに、ロンドンで登場した若者のファッションで、攻撃的なパンク・ロックの
   ステージ・コスチュームから発展したとされる。

■半合成繊維(はんごうせいせんい)
   天然繊維の原料を使って合成した繊維で、石油などから化学的に作られる。
   (関連→天然繊維

■反対色説(はんたいしょくせつ)
   ドイツの生理学者ヘリングが、1870年代に発表した説。
   ヤング・ヘルムホルツの三原色説は、完成度が高い理論であるが、
   
の知覚について疑問が残る。
   
の混合結果では、「赤みの青」や「青みの赤」、そして赤みも青みも感じることの
   出来る「
」がある。
   ところが、
と緑の混合からは「赤みの緑」などは見ることが出来ないし、
   黄は
の混合結果であるが、印象はどう見ても原色である。
   「
」の関係をそのまま「」の関係と同様に扱うわけにはいかない。
   そこでヘリングは、
を原色と考え、これに白と黒を加えて、
   【
】【】【】の3対の神経構成を仮定した。
   これらの機構は網膜上の光感物質による、可逆的な光化学反応<合成・分解>
   によって説明した。
   しかし、この説で、色の対比や残像現象は説明できるが、色覚異常の事実と、
   うまく対応がつかない。
   また、ヘリングの反対色説とも呼ばれる。
   (同→ヘリングの四原色説
    関連→ヤング・ヘルムホルツの三原色説対比現象残像現象色覚異常


■バンプ・スタイル(ばんぷ・すたいる)

   「浮気女」の意味で、特に決まったファッションはないが、妖婦的なイメージを総称する。

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【ひ】

■ピーターパン・ルック(ぴーたーぱん・るっく)

   小説「ピーターパン」の主人公をイメージさせるスタイルの総称。

■光(ひかり)
   電磁波の一部。
   波長で色の区別を表す。
   (関連→電磁波

■光の干渉(ひかりのかんしょう)

   波がかさなりあった点で、強めあったり弱めあったりする、波動特有の現象。
   光の干渉によってできる縞模様を干渉縞という。
   (関連→光の干渉

■ピクトグラム(ぴくとぐらむ)
   「絵文字」「絵ことば」のこと。
   現代の国際社会において、人々の交流や行動を円滑にするための、国際的な「絵ことば」を
   創案しようとする試みが、1つのデザイン分野となった。
   公共空間での誘導、指示、案内などの標識、統計、グラフや地図などの範囲に及んでいる。

■ビコロール配色(bicolore:びころーるはいしょく)
   ビコロール配色は、コントラスト感のある「明快な2色配色」のことを指す。
   
の配色のような、純色と無彩色を組み合わせたトーン差の大きい配色が
   典型的なものである。
   これらの配色では、特に明度差のある色の組み合わせを用いるようにすると
   効果的である。
   (関連→純色無彩色トーン明度
   ビコロール配色
   ▲詳しくは「色の配色I」3ページめ「ビコロール配色」へ

■ビッグ・ルック(びっぐ・るっく)
   ゆとりが、たっぷり入ったシルエットの総称。

■ビニロン(びにろん)
   ポリビニール・アルコールから作られた繊維。
   吸湿性が高く、強度があり安価なため、実用衣料に適している。
   合成繊維にあたる。
   (関連→合成繊維


表現感情(ひょうげんかんじょう)
   好き・嫌い、快・不快などの個々人の環境・生活観などで異なり、個人によって変化する感情。

■標準イルミナント(ひょうじゅんいるみなんと)
   標準イルミナントの種類はA、D
65の2種類とし、補助標準イルミナントとしてD50、D55、D75、Cの
   4種類が規定されている。
   イルミナントは分光分布が規定されただけの仮想的なものである。
   標準イルミナントを人工的に実現し、実際の物体の照明に用いられるのが、標準光源である。

   (関連→標準の光

標準の光(ひょうじゅんのひかり)
   CIE(国際照明委員会)で分光分布が定められ、標準化された
   光の分光分布データ。(概念的な光)
   
標準の光には、1931年に制定されたA、B、Cと、
   1964年に制定されたCIE昼光と呼ばれている、代表的なD
65およびD50、D55、D75などがあり、
   日本工業規格JIS Z 8720にも採用されてきた。
   標準の光A=白熱灯(タングステンランプ)の光を代表とするもの。黄みの照明。
   標準の光B=太陽光を代表とする光。
   標準の光C=晴天の日に北窓で受ける光、青空の光を代表とする光。
   標準の光D=昼光を代表とする光。
            紫外線波長域の特性を含んでおり、太陽光に青空の光が加わり、
            全体的には白色であるが、それにやや青みの加わった照明。
   これらの測定用の照明光についての規格はその後、数度の改定が行われ、
   現在では、標準の光は標準イルミナントといわれる。
   (関連→標準イルミナント

表色系(ひょうしょくけい)
   色を特定の記号や、数字を使って定量的に表すための体系
   色を正確に表す配色調和を求める色名を規定する、などの働きがある。
   分類として、混色系(こんしょくけい)顕色系(けんしょくけい)がある。
   また、表色系の中には、色紙その他の表面色により、標準化された色票集が
   用いられているものがある。
   現在のところ、あらゆる目的に対応できる表色系はなく、目的に応じて使い分けることが
   必要である。
   また。国によって、それぞれの表色系を採用している。
   (関連→混色系顕色系

■表面色(ひょうめんしょく)
   光を拡散反射による不透明な物体からの、反射光による色。
   (関連→拡散反射
   ▲詳しくは「色の基礎知識」1ページめ「色の分類」へ

微粒子説(びりゅうしせつ)
   光は本来小さな粒であり、光源が光を反射するのはその粒が
   四方八方に飛び散る現象であると説明されるもの。
   イギリスの物理学者ニュートンも著書『光学』の中で微粒子説を唱えている。
   (関連→ニュートン


○ビレン【1900〜1988年】

   アメリカの色彩学者/「カラーフォームズによる色彩調和論」(1938年)
   製品の色彩、カラープランニング、環境の色彩など色彩の応用分野の実践家でもある。

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【ふ】

○フェヒナー【1801〜1887年】

   ドイツの物理学者・哲学者/「主観色を発生する円板」(1838年)
   感覚は、刺激の強さが等比級数的に変化すると、等差級数的に変化するという、
   感覚量と刺激量が対数関係を持つことを指摘した法則。

■フェミニン・ルック(ふぇみにん・るっく)
   女性らしさを強調したスタイルの総称。

■フォークロア・ルック(ふぉーくろあ・るっく)
   民族衣装をイメージさせるファッションの総称。

■フォ・カマイユ配色(faux camaieu:ふぉ・かまいゆはいしょく)
   フォ・カマイユ配色の「フォ(faux)」はフランス語で「偽りの」「にせの」、
   「変則の」という意味で、カマイユ配色とは、ちょっと違うところのある配色であると
   いえるであろう。
   どのような点が異なるのかというと、同一色相で構成されるカマイユ配色に対して、
   フォ・カマイユ配色は、色相とトーンを少し変化させた配色になっているという点である。
   (類→カマイユ配色 関連→色相、トーン)
   ▲詳しくは「色の配色I」2ページめ「フォカマイユ配色」へ

フォン・ベゾルト効果(ふぉん・べぞるとこうか)
   同化現象のこと。
   最初の報告者(ベゾルト)にちなんで命名。
   (同→同化現象 対→対比現象 関連→ベゾルト

■複合光(ふくごうこう)
   単色光の集まり。
   (関連→単色光

物体色(ぶったいしょく)
   物体から反射または透過した光の色。
   ▲詳しくは「色の基礎知識」1ページめ「色の分類」へ

■フラッパー・ルック(ふらっぱー・るっく)
   「おてんば娘」という意味で、1920年代に登場したスタイル。

■ブリティッシュ・アイビー(ぶりてぃっしゅ・あいびー)
   イギリスのオクスフォード大学や、ケンブリッジ大学に見られる、上流階級の
   子弟のスタイルをイメージさせるものをいう。

■ブリティッシュ・トラッド(ぶりてぃっしゅ・とらっど)
   スポーツを基本とする、イギリスの伝統的なライフスタイルを象徴する衣服で、
   アーガイルやタータンの乗馬服などに見られる、カントリー・スタイルと
   ツイードや伝統柄を使用したエレガントな英国紳士スタイルがある。

○ブリュースター【1781〜1868年】
   イギリスの物理学者
   物体色の3原色説(赤・黄・青)を発表。

○ブリュッケ【1819〜1892年】
   ドイツの物理学者
   (関連→ベゾルト・ブリュッケ現象

■プリント柄(ぷりんとがら)
   元糊に、色料を混ぜて色糊を作り、布に模様を捺染していく。
   (同→後染め柄 類→先染め柄 関連→捺染


○プルキンエ【1787〜1869年】
   チェコスロバキアの生理学者。
   プルキンエ現象を発見。(1825年)
   (関連→プルキンエ現象

プルキンエ現象(ぷるきんえげんしょう)
   明所視から暗所視、または暗所視から明所視に切り替わる時に生じる現象で、
   長波長の色は暗くくすんで見え、短波長の色は明るく、鮮やかに見える。
   (同→薄明視 関連→明所視暗所視
   ▲詳しくは「色の基礎知識」2ページめ「プルキンエ現象」へ

■プレゼンテーション(ぷれぜんてーしょん)
   商品や企画の内容を企画書や図、グラフなどを用いて的確に提示すること。

■プログレッション(ぷろぐれっしょん)
   一定の関係で、次第に増大または減少する数の繰り返しは、変化のあるリズム感と
   統一感が得られるという、デザインにおける構成要素。

■プロダクト・デザイン(ぷろだくと・でざいん)
   生活に必要な道具や機械など、量産品を対象としたデザインのこと。
   工芸品も含めていうことがある。

■ブロック・チェック(block-check:ぶろっく・ちぇっく)
   また、市松模様ともいう。
   
、または濃淡の2色を基盤の目のような形に並べた格子柄。
   (同→市松模様 関連→格子柄

■プロポーション(ぷろぽーしょん)
   よい比例、割合、釣り合いのこと。

■プロミックス(ぷろみっくす)
   日本で開発された、アクリルニトリルと牛乳から抽出した蛋白質を主原料とした繊維。
   絹に似た性質を持ち、発色も良いため、絹と同じ用途に用いられる。
   半合成繊維にあたる。
   (関連→半合成繊維

■分光(ぶんこう)
   白色光を波長ごとに分散させること。
   (関連→白色光

分光測色方法(ぶんこうそくしょくほうほう)
   試料の分光反射率(または分光光過率)を求め、計算により三刺激値x,y,zを求める方法。

■分裂補色(ぶんれつほしょく)
   トライアドの配色は、どちらかと言えば古典的なバランスを持つ調和形式だが、
   近代の美術教育者はダイアードとトライアドとの中間の三色配色の魅力を推薦している。
   補色配色の片方を、その色の両隣の色相に2つに分けてしまうという方法で、
   色相環のなかでは、とがった細長い三角形になる。
   補色の片方を分裂させるところから、分裂補色という。
   一般には略してスプリットと呼ばれている。
   配色効果は、トライアドよりもダイアードの方に近いだろう。
   (同→スプリット・コンプリメンタリー
    関連→トライアドダイアード補色配色色相環補色
   分裂補色(色相差)  分裂補色(配色例)
   ▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「スプリットコンプリメンタリー」へ

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【へ】

■ベア・ルック(べあ・るっく)

   「露出した」という意味で、肌を部分的に露出したスタイルをいう。

■並置混色(へいちこんしょく)

   絵画の点描やモザイク画、さらに建築物のタイル模様など、色を細かく並べたものを
   徐々に離れながら観察すると、ある距離まで離れると、個々の色はわからなくなり、
   混色して新しい色に見える。
   これは、細かく並置したものが、網膜上での分解能を越えるために、混色して見える。
   混色して得られる色は、混色した色の平均の明るさになる
   また、並置加法混色(へいちかほうこんしょく)とも言われる。
   (同→並置加法混色 関連→網膜
   ▲詳しくは「色の基礎知識」3ページめ「光の三原色」へ

■並置加法混色(へいちかほうこんしょく)
   加法混色の1つ。
   絵画の点描やモザイク画、さらに建築物のタイル模様など、色を細かく並べたものを
   徐々に離れながら観察すると、ある距離まで離れると、個々の色はわからなくなり、
   混色して新しい色に見える。
   これは、細かく並置したものが、網膜上での分解能を越えるために、混色して見える。
   混色して得られる色は、混色した色の平均の明るさになる
   また、並置混色(へいちこんしょく)とも言われる。
   (同→並置混色 関連→加法混色網膜
   ▲詳しくは「色の基礎知識」3ページめ「光の三原色」へ

■ベースカラー(base color:べーすからー)
   基調色のこと。
   地色や背景色となるような、配色でも最も面積の大きい色。
   その配色のイメージの中心となる色のこと。
   (同→基調色
   ▲詳しくは「色の配色I」1ページめ「基調色」へ

■ヘクサード(hexads:へくさーど)
   また、六色配色とも呼ばれる。
   色相環に内接する、正六角形の各頂点の色相、または3組の補色対を考えることが出来るが、
   
イッテンのヘクサードは、テトラードの4色相にを加えた六色配色のことをいう。
   これらの伝統的配色の形式では、色相は3か4に制限し、それ以上は明暗のコントラストを
   加えるということになっているようだ。
   さらにこれに
灰色を加えれば、セプタード(septads)、オクタード(octads)となっていくはずだが、
   配色形式には、7色以上の配色の名前はない
   音楽では、七重奏をセプテット、八重奏をオクテットと名付けて呼んでいるが、
   配色の名前は六色配色までである。
   おそらく、これ以上色数を増やすと、色と色との間隔が狭くなり、明瞭性が確保できなくなるから
   だと思われる。
   (同→六色配色 関連→色相環イッテンテトラード明瞭性の原理
   ヘクサード(色相差) ヘクサード(配色例)

   イッテンのヘクサード(色相差) イッテンのヘクサード(配色例)
   ▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「ヘクサード」へ

■ペザント・ルック(ぺざんと・るっく)
   「農民の」という意味で、ヨーロッパの農夫をイメージさせるようなファッションをいう。

○ベゾルト【1837〜1907年】
   ドイツの科学者。
   (関連→フォン・ベゾルト効果ベゾルト・ブリュッケ現象

■ベゾルト・ブリュッケ現象(べぞると・ぶりゅっけげんしょう)
   同じ波長の色でも、明るさ(輝度)が変わると、色味が変化して見える現象。
   ▲詳しくは「色の錯視」3ページめ「ベゾルト-ブリュッケ現象」へ

■ベビー・ドール・ルック(べびーどーる・るっく)
   丈の短いルース・フィットのシルエットで、胸元や裾にフリルやレース、スモッキングなどが
   あしらわれている。
   ナイトガウンを思わせるようなスタイルをいう。

○ヘリング【1837〜1907年】
   ドイツの現象派心理学者・生理学者/「視覚論」(1878年)
   を知覚的な主要色と考え、
という対応する作用関係を持つ、
   神経機構によって色を判断しているという説。
   (関連→ヘリングの反対色説

■ヘリングの四原色説(へりんぐのよんげんしょくせつ)
   ドイツの生理学者ヘリングが、1870年代に発表した説。
   ヤング・ヘルムホルツの三原色説は、完成度が高い理論であるが、
   
の知覚について疑問が残る。
   
の混合結果では、「赤みの青」や「青みの赤」、そして赤みも青みも感じることの
   出来る「
」がある。
   ところが、
と緑の混合からは「赤みの緑」などは見ることが出来ないし、
   黄は
の混合結果であるが、印象はどう見ても原色である。
   「
」の関係をそのまま「」の関係と同様に扱うわけにはいかない。
   そこでヘリングは、
を原色と考え、これに白と黒を加えて、
   【
】【】【】の3対の神経構成を仮定した。
   これらの機構は網膜上の光感物質による、可逆的な光化学反応<合成・分解>
   によって説明した。
   しかし、この説で、色の対比や残像現象は説明できるが、色覚異常の事実と、
   うまく対応がつかない。
   また、ヘリングの反対色説とも呼ばれる。
   (同→反対色説
    関連→ヤング・ヘルムホルツの三原色説対比現象残像現象色覚異常

○ヘルムホルツ【1821〜1894年】
 (ヘルマン=ヘルムホルツ:Herman=Ludwig=Ferdinand=von=Helmholz)

   ドイツの物理・生理学者/3原色説発表
   19世紀の初めに、イギリスの医学・物理学者ヤングが色覚の3原色を提唱し、
   これを後にヘルムホルツが完成させたもので、2人の名を取って、
   ”ヤング・ヘルムホルツの三原色説”という。
   人間の眼には、RGBの色光に感じる、3種の色覚神経があり、これらが刺激を受けることで
   色を知覚しているという説。
   (関連→ヤングヤング・ヘルムホルツの三原色説

■ペンシル・ストライプ(pencil-stripe:ぺんしる・すとらいぷ)
   鉛筆で線を引いたように見える、細く狭い間隔の単色な棒柄。

ペンシル・ストライプ(見本)


■ペンタード(pentads:ぺんたーど)
   マンセル色相環のように十進法の分割になっている場合、それに内接する正五角形の
   各頂点の色相を選べば、ペンタード配色ができる。
   R・Y・G・B・Pの基本色相は、まさにその典型と言える。
   しかし、イッテンのペンタードは、トライアドの3色相に、白と黒を加えた五色配色びことをいい、
   三角錐(さんかくすい)を2つ上下に重ねた立体図で表される。
   3色相だけで描かれた絵画はほとんど見られず、実際は白と黒が必ず使われている。
   この5色のペンタードはトライアドに明暗が加わったものと考えられ、
   例えば
という配色を想像すればよい。
   (同→五色配色 関連→マンセル表色系イッテントライアド

   ペンタード(色相差) ペンタード(配色例)
   イッテンのペンタード(色相差) イッテンのペンタード(配色例)
   ▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「ペンタード」へ

○ベンハム
   ベンハムのこま(ベンハム・トップ)を発案。

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【ほ】

○ホイヘンス【1629〜1695年】
   オランダの物理学者・天文学者/「光についての論考」(1678年)
   光の波動説、パルス理論を発表。
   (関連→波動説


膨張色(ぼうちょうしょく)

   実際の大きさより大きく見える色。
   一般には明るい色や暖色系が該当する。
   (対→収縮色 関連→暖色

   ▲詳しくは「色の特性」1ページめ「膨張色と収縮色」へ

■ボーダー柄(ぼーだーがら)
   横方向の縞柄の総称。または、横位置に展開した柄。
   衣服の裾に柄を展開する場合は、生地の片側、または両側にそって柄が配される。

○ポープ
   アメリカの美術教育者。
   ムーン&スペンサーの色彩調和論に異議を唱えた。
   (関連→ムーン&スペンサーの色彩調和論

補色(ほしょく)

   2つの色を混色すると無彩色になる色同士(物理補色)のこと
   ある色を一定時間見た後に白い紙などに目を移したときに、残像として
   見える色(生理補色)のこともいう。
   (関連→混色無彩色
   ▲詳しくは「色の基礎知識」4ページめ「色相」へ

■補色残像(ほしょくざんぞう)
   ある色をじっと見ていると、視神経がその刺激によって疲れるため、眼が今見ている色の、
   反対色(心理補色)を誘い出して、刺激の片寄りを調整しようとする。
   この心理補色を、眼を白いところに移したときに感じる現象。
   (関連→心理補色

   ▲詳しくは「色の対比」2ページめ「継時対比」へ

補色色相配色(ほしょくしきそうはいしょく)
   色相環の対向位置にある色、または対向位置にある色と隣接する色との配色
   基準の色相からの角度は165〜180度
   (同→ダイアード二色配色補色配色 関連→色相環色相
   補色色相配色(色相差)  補色色相配色(配色例)
   ▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「ダイアード」へ

補色対比(ほしょくたいひ)
   色相対比の一種。
   補色同士を組み合わせた場合、お互いの心理補色に影響され、本来の見えより鮮やかに見える。
   なお、高彩度どうしで、明度差がない補色関係の場合は、ハレーションを起こしやすい。
   (関連→色相対比補色心理補色彩度明度
   ▲詳しくは「色の対比」1ページめ「補色対比」へ

■補色配色(ほしょくはいしょく)
   色相環の対向位置にある色、または対向位置にある色と隣接する色との配色
   基準の色相からの角度は165〜180度
   (同→ダイアード二色配色補色色相配色 関連→色相環色相

   補色配色(色相差)  補色配色(配色例)
   ▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「ダイアード」へ

○ホソノ(細野 尚志)
   P.C.C.S.の開発代表者。
   (関連→P.C.C.S.

■ボヘミアン・ルック(ぼへみあん・るっく)
   「ボヘミアの住人」という意味で、放浪生活をする、ジプシーや芸術家に見る、
   独創的で粋なスタイルを指す。

■ポリウレタン(ぽりうれたん)
   500%以上も伸びる弾性繊維で、ファンデーションやスポーツ・ウェアなどに適している。
   合成繊維にあたる。
   (関連→合成繊維

■ポリエステル(ぽりえすてる)
   ナイロンに次いで強く、弾力性があり、軽くてシワになりにくい。
   綿や羊毛と似た性質を持っているため、混紡繊維にも多く用いられる。
   合成繊維にあたる。
   (関連→ナイロン綿花羊毛合成繊維

■ポリプロピレン(ぽりぷろぴれん)
   あらゆる繊維の中で最も軽く、強度が大きいが、染色が困難で吸湿性が全く無く、
   耐熱性も弱いので、衣服にはほとんど用いられない。
   合成繊維にあたる。
   (関連→合成繊維

■ボロ・ルック(ぼろ・るっく)
   1980年代前半のコムデギャルソンや、ワイズに見られた、ぼろ着風のファッションをいう。
   (同→グランジ)


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