【た】
■タータン・チェック(tartan-check:たーたん・ちぇっく)
スコットランド高地のクランと呼ばれる氏族が毛織物に用いていた、
特色のある色と柄の格子柄。
(関連→格子柄)
■ダイアード(dyades:だいあーど)
普通は、2色の組み合わせは単純にペア(pairs)と言うが、色相環を2等分する
直径の両端にある色同士の配色は、二色配色(ダイアード)と呼ばれる。
いわゆる補色配色のことである。
この2つの色は混色すれば無彩色になり、互いの残像の色でもある。
全く正反対の色でありながら、人間の色覚が要求する全体性を表現する色同士として
ゲーテが推奨した配色である。
また、混色すると無彩色になることから、理想的なバランスを表現しているとも
考えられている。
18世紀の以後の美術や装飾には、補色の効果が意識的に取り入れられるようになった。
(同→コンプリメンタリー、二色配色、補色色相配色、補色配色
関連→色相環、補色、無彩色、ゲーテ)

▲詳しくは「色の配色II」4ページめ「コンプリメンタリー」へ
■対照色相配色(たいしょうしきそうはいしょく)
対立感を生じる色相差の大きな配色。
色相環上の色相差が8〜10離れた色との配色で、基準色相からの角度は120〜150度。
(関連→色相環、色相)
▲詳しくは「色の配色II」1ページめ「色相差による配色形式」の対照色相配色へ
■対照トーン配色(たいしょうとーんはいしょく)
トーンの位置が、1ないし2つ離れた色同士の配色のこと。
トーン表で縦方向に離れた位置関係だと、明度が対照となり、
トーン表で横方向に離れた位置関係だと、彩度が対照となる。
いずれも、対比効果が強調された配色を得ることが出来る。
(関係→トーン、明度、彩度)
▲詳しくは「色の配色II」2ページめの「トーンによる配色形式」の対照トーン配色へ
■対比現象(たいひげんしょう)
色が周囲の色の影響を受けて、差異が強調されて見える現象。
同時対比と継時対比の2種類がある。
(対→同化現象 関連→同時対比、継時対比)
■濁色(だくしょく)
純色に灰色を混ぜた色調のこと。
また、、中間色調、モデレートカラー、ダルカラーともいう。
(同→中間色調、モデレートカラー 対→清色)
■段階説(だんかいせつ)
三原色と反対色の機構が、網膜の中で両立していることを示したのは、アダムスである。
網膜の錘体細胞には、ヘルムホルツの三原色に対応する3種類の視細胞が存在し、
その視細胞は順に種々の神経細胞を経て、視神経へと繋がっているが、
網膜内の視神経は互いに別の神経と連結し、連絡網を作っている。
ここで三原色から反対色説の変換が行われる。
このように、三原色機構と反対色機構が段階的な構造を示すことから、これを「段階説」と呼ぶ。
最近では、この段階説が厳密なデータのもとに、より詳細な研究へ進められている。
(関連→三原色説、反対色説)
■暖色(だんしょく)
赤色系から黄色系のの色で、暖かさを感じさせる色。
(対→寒色)
▲詳しくは「色の特性」1ページめ「暖色と寒色」へ
■単色光(たんしょくこう)
光をプリズムなどで分光して得る単一波長からなる光。
これ以上分光してできない色光のこと。
波長ごとに色は異なって見える。
(関連→分光)
▲詳しくは「色の基礎知識」1ページめ「光と色」へ
■端末効果(たんまつこうか)
同色相、同明度の色を彩度の順に並べると、端末にくる高彩度の色より
彩度が高く見え、端末にくる低彩度の色は、より彩度が低く見える。
(関連→色相、明度、彩度)
▲上に戻る
【ち】
○チェスキン
アメリカの色彩学者/「色で売る」
アボット、ビレンと共に、アメリカ色彩学者のA・B・Cと言われる。
(関連→ビレン)
■チェック(check:ちぇっく)
また、格子柄とも。
縦糸と横糸に色糸を使用することによって、簡単に変化がつけられるために
縞柄以上に種類も多く、その表情も様々である。
(同→格子柄 関連→縞柄)
■秩序の原理(ちつじょのげんり)
アメリカの色彩学者ジャッドによる色彩調和論の、調和の原理の1つ。
色彩体系の中から、一定の法則によって選ばれた色同士は、調和しやすいという考え方。
オストワルトの色彩調和論に代表されるような、西洋ではもっとも重要とされている、
色彩調和論の原理。
(関連→ジャッド、オストワルト)
■千鳥格子(ちどりごうし)
また、ハウンド・ツースとも。
犬の牙のような尖った形で構成された格子柄。
基本は黒と白、または白と茶の2色の組み合わせ。
大柄の物はジャイアント・ハウンド・ツースと呼ばれる。
(同→ハウンド・ツース 関連→格子柄)
■チャイニーズ・ルック(chinese-look:ちゃいにーず・るっく)
中国の伝統的な衣装をイメージさせるスタイルで、一般的にマンダリン・カラーで
深いスリットのある、ワンピース・ドレスをいう。
■中間混色(ちゅうかんこんしょく)
加法混色の一種で、回転混色と並置混色の2種類ある。
眼の中(網膜)で、混色される。
混色して得られる色は、混色した色の平均の明るさになる。
(関連→加法混色、回転混色、並置混色、網膜)
■中間色調(ちゅうかんしきちょう)
純色に灰色を混ぜた色調のこと。
また、モデレートカラー、濁色(ダルカラー)ともいう。
(同→モデレートカラー、濁色 対→清色調 関連→純色)
■中差色相配色(ちゅうさしきそうはいしょく)
類似色相配色でも対照色相配色でもない両者の中間に位置する色相差を持つ配色。
色相環上の色相差が4〜7つ離れた色との配色で、基準色相からの角度は60〜105度。
(関連→類似色相配色、対照色相配色、色相環、色相)

▲詳しくは「色の配色II」の1ページめ「色相差による配色形式」の中差色相配色へ
■中心窩(ちゅうしんか)
網膜の中心にある、へこんだ部分。錘状体が密集している。
眼底の中心を黄斑(おうはん)といい、その中でも最も良く見える部分。
(関連→網膜、錘状体、黄班)
▲詳しくは「色の基礎知識」2ページめ「眼の構造」へ
■中性色(ちゅうせいしょく)
黄緑・緑・紫・赤紫系の色で、寒色・暖色のどちらにも属さない色。
(関連→寒色、暖色)
▲詳しくは「色の特性」1ページめ「暖色と寒色」へ
■注目性(ちゅうもくせい)
沢山の色がある中での目立ちやすさ。
色の大きさや強さ、持続時間や動きなどにより変化するが、一般に無彩色よりも有彩色の方が、
誘目性が高く、高彩度の暖色系ほど誘目性が高い。
また、誘目性ともいわれる。
(同→誘目性 関連→無彩色、有彩色、暖色)
▲詳しくは「色の特性」3ページめ「誘目性」へ
■チョーク・ストライプ(chalk-stripe:ちょーく・すとらいぷ)
黒・紺・茶などの濃地色に、白いチョークで線を引いたように見える棒縞。
チョーク・ストライプ(見本)
■チン小帯(ちんしょうたい)
毛様小帯の別称。
(関連→毛様小帯)
▲詳しくは「色の基礎知識」2ページめ「眼の構造」へ
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【つ】
○塚田 敢(つかだ)【1914〜1969年】
日本の色彩学者/「色彩の美学」(1978年)
色彩調和、色の視認性など研究を行う。
(関連→視認性)
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【て】
■ディスプレイデザイン(display-design:でぃすぷれいでざいん)
展示物に関するデザインのこと。
■ティントカラー(tint-color:てぃんとからー)
純色に白だけを混ぜた色調のこと。
また、明清色調とも呼ばれる。
(同→明清色調 関連→純色)
■テキスタイル(textile:てきすたいる)
また、織物とも。
織物は、たて糸とこれに直角に交差する、よこ糸により構成される平面の布で、
その素材である繊維の種類、糸の太さや撚り数(よりかず)、組織織(たて糸とよこ糸の交差の仕方)、
色柄などによって下図のように分類される。
(同→織物)
繊維によって 綿織物・麻織物・毛織物・絹織物・化学織物
合成織物・混紡織物・交織織物...など組織織によって 平織物・綾織物・朱子織物・パイル織物・二重織物
紋織物...など色柄によって 無地織物・ジャガード織物・先染め織物・後染め織物...など
■テトラード(tetrades:てとらーど)
色相環の四等分色相による配色で、円に内接する正方形の図式で表される。
また、2組の補色対による配色とも言える。
これを典型として、円に内接する長方形や台形などのバリエーションがある。
やはり、伝統的な絵画や装飾によく見られる配色だが、19世紀以前はクロームグリーンや
ビリジャンのような緑らしい緑色の絵の具が無かった。
そのため、近代絵画でよく見られる赤・黄・緑・青という、ヘリングの四原色説による、
典型的なテトラードは、昔はほとんど見られず、緑は黄緑よりになっている場合が多かった。
エメラルドグリーンに名前を残している、ベロネーゼの作品などには、テトラードの配色が
明らかにわかるものがある。
(同→四色配色 関連→色相環、補色、ヘリングの四原色説)

▲詳しくは「色の配色II」の5ページめ「テトラード」へ
■電磁波(でんじは)
赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線・宇宙線など、電気と磁気が共に
作用する場の周期的な変化で起こる波動。
■伝統色名(でんとうしきめい)
現代では、その色がどの系統の色であるか、想像できないような色名。
■天然繊維(てんねんせんい)
自然が生み出した繊維のこと。(ナチュラル・ファイバー)
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【と】
■同一色相配色(どういつしきそうはいしょく)
この配色は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相配色が原則であるが、
明度差を比較的大きく取った配色に限定されている点が異なっている。
言い換えると、いわゆる同系色の濃淡配色がこれに相当する。
組み合わせる色相の関係は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相を基本とするが、
隣接色相配色や類似色相配色の範囲までは使用しても構わない。
色相環上の色相差は0で、基準色相からの角度は0度。
(同→アイデンティティー、トーン・オン・トーン
関連→トーン、ドミナントカラー配色、隣接色相配色、類似色相配色、色相環)

▲詳しくは「色の配色II」の1ページめ「色相差による配色形式」の同一色相配色へ
■同一トーン配色(どういつとーんはいしょく)
近似したトーンを組み合わせた配色のことである。
本来はトーン・オン・トーン配色と同じく、同一色相配色を中心として、
隣接・類似といった、近似した色相だけを使った配色を意味していた。
しかし最近ではもっと広い解釈がなされ、組み合わせる色の色相の関係に関わらず、
トーンを統一した、近似した色相配色だけでなく、中差色相配色や対照色相配色、
補色色相配色までもが、トーン・イン・トーンといわれている。
また、トーン・イン・トーンとも呼ばれる。
(同→トーン・イン・トーン
関連→トーン、同一色相配色、中差色相配色、対照色相配色、補色色相配色)

▲詳しくは「色の配色II」2ページめ「トーンによる配色形式」の同一トーン配色へ
■同化現象(どうかげんしょう)
対比現象とは逆に、1つの色が他の色に囲まれたとき、周囲の色に似て見える現象。
囲まれた色の面積が小さい場合や、3〜5mm以下の縞模様の場合に生じやすい。
また、明度および色相が近似しているほど、その効果は大きくなる。
(同→フォン・ベゾルト効果 対→対比現象 関連→明度、色相)
▲詳しくは「色の対比」3ページめ「同化現象」へ
■透過色(とうかしょく)
光を選択的に透過する物体からの、透過による光。
▲詳しくは「色の基礎知識」1ページめ「色の分類」へ
■瞳孔(どうこう)
虹彩の中央にある丸い小孔で、取り入れる光の量を調節する拡大と縮小を行う。
(関連→虹彩)
▲詳しくは「色の基礎知識」2ページめ「眼の構造」へ
■等黒系列(とうこくけいれつ)
オストワルトシステムにおける黒量が等しい色系列のこと。
(関連→オストワルトシステム)
■同時加法混色(どうじかほうこんしょく)
加法混色の1つ。
照明舞台のように、2色以上の光が重なり合って、違う色に見えること。
混ぜ合わせる光が増えれば増えるほど、明るくなる。
(関連→加法混色)
▲詳しくは「色の基礎知識」3ページめ「光の三原色」へ
■等色相三角形(とうしきそうさんかくけい)
オストワルト・システムの色相環で上のある色相と明度軸が結ぶ垂直断面上で、
純色C・白W・黒Bの3点を結ぶ正三角形。
(関連→オストワルトシステム、色相、明度、純色)
■等色相面(とうしきそうめん)
色立体を、中心軸を通り垂直に切断した時に現れる面。
無彩色を軸に、補色関係の2つの等色相面が、左右に現れる。
各等色相面では、同一色相の明度、彩度の関係がわかる。
上に行くほど明度が高く、下に行くほど明度が低くなる。
無彩色軸に近い方は彩度が低く、無彩色軸から遠ざかるほど彩度が高い。
(関連→色立体、無彩色、補色、明度、彩度)
■同時対比(どうじたいひ)
2色を同時に見たとき、その2色が互いに影響しあって、差異が強調されて見える現象。
色相対比、明度対比、彩度対比、補色対比、縁辺対比、色陰現象などがこれにあたる。
(関連→色相対比、明度対比、彩度対比、補色対比、縁辺対比、色陰現象)
■等純系列(とうじゅんけいれつ)
オストワルト・システムにおける色の純度が等しい色系列のこと。
(関連→オストワルトシステム)
■等色(とうしょく)
1つの色を他の色と等しく見えるようにすること。
■同色(どうしょく)
同じ色紙を2枚に切って比較した場合、その光分布は同じであり、
照明光源を変えても当然同じ色に見えること。
(同→アイソメリズム)
■動物繊維(どうぶつせんい)
動物から得られる繊維の総称。
■等明度面(とうめいどめん)
色立体を、水平な面で切断した時に現れる面。
無彩色を中心として、各色相の等明度の色が並んだ面。
無彩色を中心として、各色相の等明度が、放射状に並ぶ。
中心に近いほど彩度が低い。
(関連→色立体、無彩色、色相、明度、彩度)
■トーナル配色(tonal:とーなるはいしょく)
トーンを統一した色の組み合わせを意味するが、この配色の場合には、
基本的に中明度で中彩度の中間色である、ダルトーンを用いたものを指す。
使用色は、ダルトーンを中心にして、その他にソフトトーン、ライトグレイッシュトーンなどの
中彩度〜低彩度のトーンも用いられることがある。
トーナル配色は、控えめで落ち着いた、地味なイメージの配色となる。
(関連→トーン)
▲詳しくは「色の配色I」2ページめ「トーナル配色」へ
■トーン(tone:とーん)
色調のこと。明度と彩度を組み合わせた概念。
明、暗、強、弱、淡、浅、深などの色の調子の違いを表したもの。
P.C.C.S.トーン分類表では、無彩色5段階、有彩色12種類に分類している。
(関連→明度、彩度、P.C.C.S.、無彩色、有彩色)

▲詳しくは「色の基礎知識」5ページめ「トーン」へ
■トーン・イン・トーン(tone in tone:とーん・いん・とーん)
近似したトーンを組み合わせた配色のことである。
本来はトーン・オン・トーン配色と同じく、同一色相配色を中心として、
隣接・類似といった、近似した色相だけを使った配色を意味していた。
しかし最近ではもっと広い解釈がなされ、組み合わせる色の色相の関係に関わらず、
トーンを統一した、近似した色相配色だけでなく、中差色相配色や対照色相配色、
補色色相配色までもが、トーン・イン・トーンといわれている。
また、同一トーン配色とも呼ばれる。
(同→同一トーン配色
関連→トーン、同一色相配色、中差色相配色、対照色相配色、補色色相配色)

▲詳しくは「色の配色I」2ページめ「トーン・イン・トーン」へ
■トーン・オン・トーン(tone on tone:とーん・おん・とーん)
トーン・オン・トーンとは、トーンを重ねるという意味である。
この配色は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相配色が原則であるが、
明度差を比較的大きく取った配色に限定されている点が異なっている。
言い換えると、いわゆる同系色の濃淡配色がこれに相当する。
組み合わせる色相の関係は、ドミナントカラー配色と同様に、同一色相を基本とするが、
隣接色相配色や類似色相配色の範囲までは使用しても構わない。
色相環上の色相差は0で、基準色相からの角度は0度。
(同→アイデンティティー、同一色相配色
関連→トーン、ドミナントカラー配色、隣接色相配色、類似色相配色、色相環)

▲詳しくは「色の配色I」2ページめ「トーン・オン・トーン」へ
■ドミナント(dominant:どみなんと)
支配する、優勢な、という意味を持つ。
配色全体に共通性や、統一のイメージを作り出す手法のこと。
■ドミナント・カラー(dminant color:どみなんと・からー)
特定の色相で、全体に共通性を感じさせる配色のこと。
(同→主張色 関連→色相)
▲詳しくは「色の配色I」1ページめ「主張色」へ
■ドミナントカラー配色(dminant color:どみなんとからーはいしょく)
ドミナントとは「支配的な」「優勢な」ということを意味するので、ドミナント・カラー配色は
全体を同じような色(色相)で統一する配色という意味になる。
たとえば、夕焼けの風景では、全体にオレンジがかって見えるが、
このオレンジ色がドミナント・カラーになる。
P.C.C.S.の色相環では、本来、色相差0の同一色相配色を意味するが、
色相が近似している色相差1の隣接色相配色や、色相差2の類似色相配色まで含めて、
この仲間として考えても差し支えはない。
この配色では、色相差だけ限定され、トーンについては特に条件がない。
(関連→ドミナント・カラー、P.C.C.S.、色相、隣接色相配色、類似色相配色、トーン)
▲詳しくは「色の配色I」3ページめ「ドミナントカラー配色」へ
■ドミナントトーン配色(dominant tone:どみなんととーんはいしょく)
ドミナント・カラー配色と同様に、多色の色使いに統一感を与える技法であるが、
こちらはトーンを統一した配色のことを指す。
それぞれのト−ンには、色相の違いに関わらず、それぞれに共通したイメージがある。
そのため、この配色では、どのトーンを選ぶかによってその配色のイメージが決まる。
ただし、ビビッドトーンのような高彩度の色を用いた場合は、トーンに共通する印象よりも、
それぞれの色相のイメージが強いため、トーンを統一したという印象が弱まり、
色相の関係の方が強く感じられる。
(関連→ドミナント・カラー配色、トーン、色相)
▲詳しくは「色の配色I」3ページめ「ドミナントトーン配色」へ
■トライアド(triads:とらいあど)
トライアドはもともと音楽の三和音のことで、完全な一致を意味している。
色相環の3等分色相、つまり円に内接する、正三角形の各頂点の色相による配色。
紫みの赤・黄・緑というトライアドは中世の絵画によく用いられ、
赤みのオレンジ・緑・紫みの青の配色はルネッサンス以来のイタリア画派の作品に多い。
典型は黄金色のキリストを抱く聖母マリアを描いた聖母子像の赤・黄・青のトライアドだろう。
現代であれば、混色の三原色の配色が代表的なトライアドになる。
(同→三色配色 関連→色相環、加法混色の三原色)

▲詳しくは「色の配色II」5ページめ「トライアド」へ
■トラディショナル・ルック(traditional-look:とらでぃしょなる・るっく)
トラッドともいい、一般的にはアメリカ東部の伝統的な紳士服のスタイルをいう。
(同→トラッド)
■トランス・カジュアル(trans-casual:とらんす・かじゅある)
80年代初頭に登場した言葉で、既成概念に捕らわれない、
自由なコーディネート・ファッションをいう。
■トリコロール配色(tricolore:とりころーるはいしょく)
トリコロール配色の「トリ(tri)」は、「3」を意味し、「コロール(colore)」は
英語の「カラー(color)」に相当するので、トリコロール配色とは本来、3色配色を意味する。
ただし、一般的にいわれているトリコロール配色は、ただ3色を使った配色というだけでなく、
フランスの国旗に見られる「青・白・赤」に代表される、「明快な3色配色」に限定されるようだ。
イタリア国旗の「緑・白・赤」や、ドイツ国旗の「黒・赤・黄」なども、トリコロール配色の
典型的なものである。

▲詳しくは「色の配色I」3ページめ「トリコロール配色」へ
■トロンプルイユ柄(とろんぷるいゆがら)
「だまし絵」「見かけ倒し」の意味で、ポケットやえり、ボタン、ネクタイなどを
プリントして、あたかも実物のように見せる柄。
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